道路は自転車のことを考えて作られているか?

私は現在、少しづつではありますが美濃市の道路を検証しています。
きっかけは、昨年私の友達が自転車で転倒して大けがをしたことにあります。
事故現場の写真はこれです。











自転車でトンネルに入った際、白線上のイボイボ(写真右)でバランスを崩しトンネル壁面に接近し過ぎて、壁より突出している反射板にハンドルが引っ掛かり転倒。
イボイボは車が壁に接近したときに振動と音で運転者に注意を促すためと思われるが、自転車にとっては予想外の凸凹で激しく振動する。
反射板も車の運転者に注意を促す物だと思われるが、自転車にとっては凶器になる。
残念ながら道路作りは車のことしか考えていないのだろう。
そのほかにも気になる部分の写真を撮ってみた。

この部分は水道か電話線の工事でもしたのだろうか。ちょうど自転車で走る所が舗装の境界になっている。

この部分は舗装改修が行われた際、路肩部分は改修されずに、これまた自転車で走る部分に舗装の境界があり、しかも仕上がりが悪い。
これら2つの事例は、車が走る部分さえ良ければいいという考えだろうか。自転車のことなど考えていないかもしれない。
次の場所は、美濃市が「自転車の町」と宣言し、サイクルターミナルの役割も兼ねた道の駅を建設した時に整備された部分。

路肩部分は決して広くない。しかも道路中央にポールが立っているため、大型車が自転車を追い越す際に自転車のすぐ脇を通る。悪いことに上り坂のため自転車は蛇行気味になり危険。
ところが、そんな窮屈な思いをしているのに道路左には広大は余剰地がある。自転車のことを考える人がいたならば、路肩を広くするとか、ガードレールの外側に側道を作るとかできたのでないだろうか。
次に、上記の反対車線。

これは何だ?自転車に対するいやがらせか?
それとも歩道を走れとでも言いたいのか?
さて、ここまで悪いことばかり書いてきたが、模範になる道路もある。

路肩の幅が広く、車が自転車を追い越す際、安全な距離が保たれる。こんな立派な道路があちこちに出来ればいいのですがね。

今後更に多くの道路を検証してレポートをまとめ、道路行政に意見を申す。
ここまで読んでいただけた方のご意見もお聞かせ頂ければ大変ありがたく思います。